避難する / 同行避難
同行避難とは?ペットと同じ部屋で過ごせるとは限りません
「同行避難」は、ペットと一緒に避難することです。避難所の中で、同じ部屋で過ごせるという意味ではありません。
先に答え
- 同行避難は、ペットと一緒に避難する「避難行動」のこと(環境省)
- 避難所で、人と同じ部屋で飼うことを意味しない(環境省)
- ペットを受け入れるか、どこで飼うかは、避難所ごとに違う(千葉市)
環境省の資料には、「同行避難とは、避難行動を示す言葉であり、避難所でペットを人と同室で飼養管理することを意味するものではありません。」とあります。
図で見る、同行避難
避難所が、受け入れない場合
環境省の資料には、ペットを受け入れていない避難所に行ってしまい、受け入れている避難所の場所も分からず、ペットと外で一晩を過ごした例が載っています。受け入れてもらえた人は、ペットの情報を把握していて、スムーズに受け入れてもらえた、とあります。
調べておくこと
自治体のページや資料で、次のことを確かめておくと安心です。(確認の項目は、ゆかりが整理したものです。)
- 受け入れるペットの種類。堺市と東久留米市の資料では、犬、猫、小型のげっ歯類、小鳥までで、大型犬などは別の預け先を考えるよう書かれています
- 飼う場所が、屋内か屋外か。東久留米市の資料では、人とは別の飼育スペースで、リードやケージの状態のまま過ごします
- 食事などの支援。東久留米市の資料には、人が優先されるため、少ない、またはない可能性があると書かれています
- 自分が行く避難所に、受け入れの決まりがあるか。千葉市のページには、避難所ごとの判断により異なります、と書かれています
「同行避難」と「同伴避難」
環境省の記録集(令和7年9月発行)の用語説明では、次のように分けています。
| 言葉 | 環境省の記録集での意味 |
|---|---|
| 同行避難 | 災害発生時に、飼い主が飼養しているペットを同行し、安全な場所まで避難する避難行動のこと |
| 同伴避難 | 災害発生後に、避難所など避難した場所で、飼い主がペットを飼養、管理している状態のこと |
環境省の啓発ポスター(令和2年8月作成)にも、同行避難は避難所までの避難行動のことで、避難所でペットと人が同じスペースで過ごすこと(同伴避難)を指すものではない、とあります。東久留米市の資料の使い分けも、これと同じです。
記録集には、ペットの飼い方は避難所の状況に合わせて検討するもので、過去の災害では、屋内の同室、屋内の別室、屋外などの例がある、とも書かれています。
ペットが理由で、避難しないのは危険
環境省のポスターには、自治体の避難指示等には従う必要があること、ペットが理由で避難しないことは、自分の安全を脅かすことにつながるので、ペットと一緒に同行避難をしましょう、と書かれています。同じポスターは、ペットの受け入れ対応を含めて、事前に避難場所を確認することも求めています。
預け先も、決めておく
千葉市のページには、一次避難のあと、自宅が安全なら、ペットだけ自宅で飼う、在宅避難に切り替えるなどの二次避難を考えることや、親戚や知人に預ける方法が書かれています。東久留米市の資料は、預け先の例として、知人・友人・親戚の家、動物病院、ペットホテルを挙げています。環境省の資料では、避難が1週間を超えた例で、ペット用シェルターの利用条件が、ワクチン接種と寄生虫の駆除が済んでいることでした。
くわしくは、正式な資料へ
国や自治体の資料を、ご自身でも確かめてください。