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避難する / 避難所のルール

避難所でのペットのルールは、市町で違う。能登半島地震の17市町の例

同じ地震でも、避難所のペットのルールは市町ごとに違いました。環境省の記録集にある、17市町の例を見ます。

先に答え

  • 調査した17市町のうち9市町に、ペットを受け入れる条件やルールを決めている避難所があった
  • ルールの中身は、室内で人とペットの場所を分ける、ケージに入れる、屋外(車中を含む)で飼う、など
  • 5市町で、アレルギーの避難者とのトラブル、放し飼い、糞尿の処理などの問題が起きた

環境省「令和6年能登半島地震における被災動物対応記録集」(令和7年9月発行)の、市町へのアンケート結果(対象17市町)です。回答は、記録集に原文のまま載っています。

ルールを決めていた市町

受け入れのルールを決めていた市町受け入れのルールを決めていた市町室内で場所を分ける5市町ケージに入れる2市町屋外・車中で飼う1市町ルールがあった9市町の中の内訳
環境省の記録集の本文にある数字です。9市町のうち、条件の内訳を示しています。

9市町のうち、室内で避難者とペットの飼養スペースを分けることを条件にしたのは5市町、ケージに入れて飼養することを条件にしたのは2市町、屋外(車中を含む)での飼養を条件にしたのは1市町でした。

市町ごとの例

市町受け入れの際のルール(アンケートの回答)
珠洲市一般の指定避難所への屋内同伴は不可。ただし、ペット同伴を認めた避難所(飯田公民館)では可
穴水町複数の部屋がある避難所では、ペット連れの避難者と一般の避難者を分けて過ごす空間をつくった
七尾市ペット同伴の避難者用のスペースで受け入れた
羽咋市車で避難した人は、ペットを車内で飼養管理する
かほく市ペットはケージに入れて飼う。世話は飼い主が行う
小松市ペットとともに避難所の屋内に避難することを禁止とした
金沢市ペット飼養スペースでの飼養は、基本的にケージ飼い

同じ石川県でも、ペットと一緒に屋内に入れる避難所と、入れない避難所がありました。お住まいの市区町村の避難所が、どの方針かは、事前に確かめておくと安心です。

避難所で起きたトラブル

記録集にあるトラブルの内容記録集にあるトラブルの内容犬・猫アレルギーの避難者とのトラブル避難所の中での放し飼い糞尿の処理・においの問題17市町のうち5市町で、トラブルがあった
環境省の記録集の図1-3-7です。トラブルがあったのは5市町、なかったのは11市町、未回答が1市町でした。
市町事例対処
輪島市犬、猫アレルギーの避難者とのトラブルテントを設置した/別室を用意した
志賀町避難所内での放し飼い/動物専用スペースについての苦情施設内での同伴はできないことを説明した/後日、トレーラーハウスを案内した
宝達志水町避難所の施設で放し飼いされたケースがあった/避難所の敷地の外で糞の処理がされていなかった施設内ではケージの中で飼ってもらうよう案内した/管理してもらうよう案内する
内灘町糞、尿による臭い退出時に特別清掃の依頼

飼い主ができること

次は、記録集の事例から、ゆかりが整理したことです。

  • ケージやキャリーに、ふだんから慣らしておく(しつけと健康管理)
  • 避難所では、放し飼いにせず、ケージなどに入れて管理する
  • 糞尿の処理は、飼い主が責任を持つ。処理用具は、避難セットに入れておく(避難セット)
  • 動物が苦手な人やアレルギーの人がいることを、考えておく

くわしくは、正式な資料へ

国や自治体の資料を、ご自身でも確かめてください。

出典(確認日:2026年11月4日)