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避難所に入れないとき。在宅避難と仮設住宅のペット(能登半島地震の記録集から)

避難所に入れず、自宅で過ごした飼い主もいました。能登半島地震の記録集から、在宅避難と仮設住宅のペットの状況を見ます。

先に答え

  • 在宅避難を選んだ理由には、避難所はペット不可と断られた、ペットがいることで気を遣う、ケージに入ったことがない、などが挙がった
  • 仮設住宅では、ペットを飼っている世帯が、約1割あった
  • 仮設住宅の入居の条件は、室内飼養としていた自治体が多かった

環境省「令和6年能登半島地震における被災動物対応記録集」(令和7年9月発行)にもとづいています。在宅避難の数字は、民間団体のアンケート調査(避難所調査が完了した1月末時点。能登町のみ2月末)です。

在宅避難を選んだ理由

在宅避難を選んだ理由(記録集)在宅避難を選んだ理由(記録集)避難所はペット不可と断られたペットがいて気を遣う(吠える・鳴く)ケージに入ったことがない自宅のほうがペットのストレスが少ない避難所の集団生活が嫌だった民間団体の調査で挙がった理由
環境省の記録集に載っている、在宅避難の選択理由です。

調査で把握された、在宅避難のペット飼養世帯は、珠洲市で35世帯、輪島市で75世帯、能登町で21世帯でした。

在宅避難者への支援

記録集には、市町の物資保管庫や避難所へペット用の物資を配って、在宅避難の人にも物資の支援をしたこと、獣医師会が巡回診療や一時預かりをしたことが載っています。自治体の支援の例は、七尾市のペットケージの支給、志賀町のペット用トレーラーハウスの設置、内灘町のペットホテル(犬)の無料開放の情報提供でした。

ペット用品の備えは、何日分そなえるかに、避難所以外の預け先は、ペットの預け先にあります。

仮設住宅のペット

項目記録集の数字
仮設住宅を設置した自治体8自治体(調査対象17市町のうち)
設置した仮設住宅の総戸数3,248戸(令和6年9月30日現在)
そのうち、ペットを飼っている戸数326戸(約10%)
入居の条件を室内飼養としていた自治体5自治体
届出書や誓約書を取り交わしていた自治体1自治体

仮設住宅を設置した全部の自治体が、入居のときに、ペットの飼養ルールを説明していました。

仮設住宅について、ひとつ注意

環境省のガイドラインには、民間の借り上げ仮設住宅では、ペットが飼えない場合もある、と書かれています。仮設住宅の条件は、自治体ごとに違います。

くわしくは、正式な資料へ

国や自治体の資料を、ご自身でも確かめてください。

出典(確認日:2026年11月4日)